これが３０代体臭の本命？ ノネナールの前に「ジアセチル」

男性の体臭の原因は、何か？

いろいろな原因が特定されてきました。

汗腺とか、肝臓とか、食べ物とか・・・
根本にあるのは「身体内の変調」というのが大勢の意見です。
もちろんそうではあるんですが、知りたいのはそんなことでじゃありません。

直接、鼻の中に訴えかけてくる「あの臭い」はなんぞな？

ポイントはそれなんです。

このほど、マンダムが発表したニュースには、驚きました。
これが本当なら、嫌な体臭の排除に、かなり近づいたことになります。


マンダムは、３０～４０歳代の「ミドル男性」特有の体臭の原因物質を解明し、その発生を抑える成分を発見したと発表しました。ミドル男性に多い不快な体臭は、加齢臭とは別の原因物質が作用すると特定し、同物質の働きを抑制する成分を見つけたというのです。その成分というのが「ジアセチル」。


マンダムが調査をおこなったところ、男性の多くが「３０～４０歳代に体臭の変化を感じる」という結果が会えあれました。このことから、加齢臭の原因物質「ノネナール」以外にも、原因があると予測。なぜなら、「ノネナール」は、５０歳代以降に顕在化する加齢臭の元です。個人差はあるというものの、３０くらいから発生するには早すぎますよね。

各年代の男性の体臭を調査したところ、ミドル男性の頭部から皮脂が出ていることを発見。２０歳代に比べて強い脂臭を発していると分かったのです。その臭い成分こそ、「ジアセチル」。汗中の乳酸の酸化などで発生する悪臭成分であると判明したそうです。

これとは別に、臭気成分の抑制が期待される１０２種類の植物エキスも調べました。すると、フラボノイドを含むカンゾウやケイヒなどに、乳酸の変質を抑制する効果があることも見つけたといいます。


こうした成分をうまく使えば、これまで以上に、体臭を抑制することができそうですね。

マンダムは、２０１４年の２月には、抑制成分を配合した男性用化粧品などを商品化するとのこと。

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