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ミョウバンが体臭を消す理由って? [体臭の消し方]
■ ミョウバンの妙
制汗作用があるというミョウバン。スプレーにして身体にかけたり、お風呂に入れたりして、体臭の予防にも使うことできます。
今回は、このミョウバンについて、お話しますね。
早速ですが、ミョウバンとは、何でしょう?
消毒の化学物質でしょうか
漬物を発色するための添加物でしょうか
イロイロな使われ方をしているので、一言で「コレ」と言い切るのは難しいです。
ミョウバンとは、「カリウムやアンモニウムなどの金属とアルミニウムなどの金属が硫酸塩の形でむすばれた複合塩の総称」です。なんだか仰々しいですね。
化学式もあります。
MIMIII(SO4)2・12H2O
または MI2MIII2(SO4)4・24H2O
ほかにも MI2(SO4)・MIII2(SO4)3・24H2O
複数の表し方がsりますが、どれもミョウバンのことです。
「 なんのこっちゃ? 」
そんな気分になるのは当然ですが、要は、工場で合成されている人工物。昔から使われているので、自然物としても存在します。別府のミョウバン温泉なども有名ですね。
ミョウバンの歴史は古くて、古代ローマ人は、制汗剤として日常的に使っていたそうです。シーザーもクレオパトラも、使っていたかもしれません。そういう意味では、世界最古のデオドラント剤といえそうです。
もしかすると、高級品だったのかもしれませんが、いまの日本では食品添加物として、スーパーや薬局では100円程度で売られています。(デオドラントとして販売されているモノはずっと高価です)
ではなぜ、このミョウバンに体臭予防効果があるのでしょう。
・1 制汗作用
ミョウバンに制汗作用のあります。ニオイ成分の含まれた汗をおさえるので、臭いも抑えることができるのです。ところが、制汗作用は分かっていても、そのメカニズムはあまりよく分かっていません。
アルミニウム塩が汗腺の導管周囲に炎症をおこし、導管を閉塞させるのではないか。アルミニウム塩のゼェル状のものが導管に入って出口を塞ぐのではないか。または汗腺の導管部の透過性が高まり汗を再吸収してしますのではないか。さらにはミョウバンのたんぱく質変性作用で表皮の角質が角化するからではないか。
などなど。さまざまな説があります。ひょっとすると、その全てが同時に起こって、汗を抑えているのかもしれません。
・2 水に溶けると酸性になる
ニオイというのは、皮膚表面の雑菌が汗の成分を分解することで発生します。このとき、皮膚が酸性であれば、雑菌の繁殖が抑制され、結果的に臭いが抑えられます。ミョウバンが酸性になることで、雑菌の繁殖を抑えるのです。また、制菌作用にとどまらず、もっとイケイケな殺菌作用もあるようです。
・3 皮膚の上で作られたニオイを消臭する
ミョウバンにはさまざまな金属が含まれています。そうしたことから、化学反応がおこって、酸化還元反応による金属消臭が行われたり、ニオイ成分の中和による消臭が行われるのです。
とくに、酸性の性質は効果的です。アンモニアのニオイ成分はアルカリ性です。酸性のミョウバンがあることで、中和作用が働き、消臭にいたるのです。
汗くささを抑えるのには、非常に有効だとういうことが分かります。
どんな体臭でも、本人が気づかないケースは多いのです。原因はさまざまで、年齢や疲れなどで急にキツクなることもあります。臭いは個人で違いますし、同じ人であっても変化していきます。加齢臭はロウソクの臭いに例えられることが多いですね。ほかにも、ケチャップ ココナッツ臭 香ばしい キャベツ カビ臭い 枝豆臭い ウインナー イカ臭いヘドロ わたあめ 甘い。マスクをしてもニオイが通ることがあるので、自分の臭いにやばいと思ったら、早めの対策を。
加齢臭は体臭とはちょっと違います。年齢と別に、さまざまなニオイが身体から発生するのが体臭で、ある年齢(30代)から特別な臭いが出るのが加齢臭です。年令臭ともいいます。ほかにも、仕事の疲れが原因の疲労臭とか、高齢者特有の老人臭というものもあります。頭頂部や耳の後ろ、脇(ワキガ)、股間、胸、背中、足など、身体の至るところから臭いは発生します。解消方法、せめて改善の対策をお伝えできれば幸いです。