男の「二大臭い」をガッチリ消したい３

■　男の「二大臭い」をガッチリ消したい３


２つの大きなニオイのうち、「体臭編」が続いてます。続いてますが、今回で、とりあえず終了。
今回は、いよいよ解決編です。


ほかのページでも再三繰り返してますが、体臭対策の基本を、ここでも、お話しましょう。


それは・・・

「　ニオイい改善は「外より内を重視すべき」

・・・ということです。


●運動＋睡眠

改善の基本となるのは、運動と睡眠。言い換えれば「体も頭も、洗いすぎは禁物！」ということです。

体臭を防ぐために、体や頭を洗って清潔に保つことは◎です。
だからといって、洗いすぎは×です。

身体を、とことん・とことん・とことん・・・まで洗ってしまうと、体のうるおいを保つために必要な脂分をも、根こそぎ取り除いしまう危険があるからです。

とくに皮脂腺が多く頭皮は注意。洗いすぎによって乾燥すると、細菌が繁殖しやすい環境になって、臭いが強まりやすいのです。

シャンプーの回数は、多いときでも1日1回。それで十分です。「汗をかいて気持ち悪い」など、どうしても何度か洗いたいときは、シャンプーを使わないで流すだけにしてください。


●体臭は体の中から改善

基本が実践できたら、いよいよ本丸。体内からのニオイ改善プランです。

・１　４つの成分を心がけてとる

　加齢臭の原因といわれるのは、パルミトオレイン酸と過酸化脂質。前者は動物性脂肪を含む食物を多くとったときに発生しやすく、後者は体内の活性酸素量に比例して増加します。
　
　この二つの物質を減らせば、加齢臭が激減するわけで、それには、肉類を食べる量を少なくして、抗酸化成分が多く含まれる食材を積極的にとればいいことになります。肉の減量に併せて、食物繊維や乳酸菌、オリゴ糖なども積極的に摂取したいところです。


1 抗酸化成分
　活性酸素の働きを抑える成分といえば、緑黄色野菜に含まれるβカロテンやルテイン、大豆のイソフラボン、海藻のフコイダンなど。

2 食物繊維
　消化されずに腸まで届くのが食物繊維。脂肪、コレステロール、糖質の吸収を抑制します。野菜、穀物、果物、海藻などに多く含まれます。

3 乳酸菌
　整腸作用があって、便秘の改善に有効な菌です。ヨーグルトは誰でも知ってますが、キムチや味噌、醤油などにも含まれてます。乳酸菌は「発酵食品」の中に多いのです。

4 オリゴ糖
　善玉菌のエサとなって善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。オリゴ糖の多い食品は、タマネギ、キャベツ、ゴボウなどなど。


・２　シジミ

シジミというと、男性の健康に欠かせない食べ物といわれますが、体臭の抑制にも一役買います。シジミに含まれるオルニチン成分に「疲労臭」の改善効果があるのです。

ある実験
20～40歳の成人男性9人にオルニチンと偽薬（プラセボ）を摂取させ、エアロバイクで運動後、汗と皮膚ガス中のアンモニア量を測定。その結果、オルニチンを摂取したときにはアンモニア量の上昇が抑えられたという結果が得られたそうです。



■　体臭を抑えるケア商品

クサイ体臭を無くすには、体内の改善が不可欠。とはいえ、完全に体の変化を待っていられるものではありません。また、体内が改善されたとしても、１００％くさい体臭を無くすことはまず不可能です。

その、欠けている要素を補ってくれるのが、ケア製品です。

臭いの原因となる菌の働きを抑えるデオドラント商品も、上手に活用したいですね。
日中に汗をかいたときの応急処置に有効です。

もちろん、ガンガン使うのは禁物です。
必要な菌まで死滅させると、より強い菌を繁殖させることにもなりかねません。

皮脂腺の多い頭皮に関しても同様です。脂分の除去と一緒にうるおい成分まで取り除いてしまうは危険。頭皮が乾燥して、細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうからです。これは、柿渋などの石鹸にもいえることです。

「ほどほど」を知って、適度に使用するのが理想です。

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