自殺？ 体臭で悩みすぎないこと

■　体臭で悩みすぎないこと


体臭や口臭でうつ病になったり自殺を考える人がいます。
読売新聞にこういう記事がありました。
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自分の体臭のことで悩んでいます。

家族に相談したら、みんな協力的でした。その結果、頭と足が臭うが、ひどい状態ではないとのこと。シャワーを浴び、デオドラント製品を使ったりもしましたが、効果はありません。先日、バスで小学生の集団から「臭い！」と指摘されて、ますます落ち込んでいます。

体臭への恐怖心から、５年ほど前にうつ病になったこともあります。先生は「臭わないですよ」と言ってくれましたが、信じられません。身内にはこんな臭うものは一人もおりません。私だけがこんな苦しみを……と思うと、死にたいくらいです。他人様にはどうでもいい悩みですが、私にとっては深い悲しみなのです。せめて孫には遺伝しなければ いいのですが。

いろいろなことに積極的に挑戦し、あれもやりたい、これもやりたい、と妄想だけが浮かびます。どなたかこんな私を救っていただけませんか。（体臭に悩む　５０代の主婦）

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「自分の体から悪臭が出ている」という悩みを持つ人は日本人にとても多いです。客観的な理由がなくても悩むのです。「自己臭妄想」と言われることもあります。

本当はたいして臭くないのに、「私はとてもくさい」と思い込んでいることもあります。

こうした場合は、臭わないんだということを本人に認めさせるのは簡単ではありません。そもそも、体のどの部分でも、よほど近づけば少しはニオウものです。そこをわざわざ自分で嗅いで確認してしまうんです。

日常生活の場面でもニオイのことが話題になる機会がありますよね。誰かのそういう会話を、すべてみんな自分のことに結びつけて解釈してしまい、「私はニオウ」という観念を作ってしまうようです。

なぜ、こうした思い込みがおこるのでしょうか？
仮に、本当に臭っていたとしても、そこまで自分を追い込む必要はないように思えます。

実は、そうした考えをつ奥にあるのは、自信のなさです。「自分は嫌われている」と、感じてる。または、そう思いこむことで、イロイロなことをあきらめる理由にしてるのです。

この自信がないという部分が改善されないと、ニオイの悩みは快方に向かわないことになります。


「嫌われ体臭」が妄想ならば、もっと別な妄想に置き返ることで、改善する余地があります。
「いろいろ積極的に挑戦し、あれもこれもやりたい」という妄想を浮かべるのです。

こういった前向きの妄想なら、自己臭という負の妄想を追い出す力になりそうです。積極的な妄想を実践して、自信を回復することで、体臭への過剰な悩みを軽減できる可能性があります。

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